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現実逃避として以前書いた日記を読み返し、ぼそぼそと誤字脱字を訂正したのち移植するコーナーです。再移植するかもわかりません。


電器屋で買い物すると「ポイントいかがいたしましょうか」と問われる。いつもなら「そのままで」とぼそぼそ答えるところを、なぜだか自分を変えてみよう(ガンバレ、ワタシ。)などと思って「使います」と答えたところから間違いは始まる。代金からポイント分が引かれるわけだが、何だかポイントって2種類あるらしいのな。こちらプール分のポイントのご使用の場合には本人確認が必要になりまして云々。誕生日を聞かれ自分の誕生日を答えると店員の顔が曇る。いやこっちのモニタに表示されている日付と違うんですけどとその顔は語る。しかし俺が生誕したのは間違いなくその日なのだ。年末年始のイベントラッシュ中に仕込まれた俺は母方の田舎の病院で母からギャオーだかギョワーだか叫んで産まれたのだ。その日に。俺の渇舌の悪さゆえに店員がうまく聞き取れなかったのではないかと思いもう一度誕生日を言おうとしたそのとき、ふと脳裏に浮かぶ疑惑。そして悟る。照れから訳の分からない行動をする人間でした。初めてエロ漫画雑誌を購入したとき日本経済新聞を同時にレジに出したお前、お兄ちゃん中学生だろまだこういうのは売れないんだよと言われ「いや、大学生……なんだけどな……」などと言い訳しながら頬を染め立ち去った当時身長146cmのお前。女性器の外陰部を指すあの言葉を口に出すのが恥ずかしかったあの時分のお前、意味の分からない行為がまかり通ったあの頃。ああその通りだ、じゃんけんに負けた人間は体育館の2階の窓から眼下のソフトテニスコートに向かい卑猥な言葉を叫ばねばならない。じゃんけんに負けたお前は女性器の外陰部を意味する俗語を叫ばねばならない。悲しき自殺志願者……。唯1つだけ正答があった。お前はヴァジャイナと叫べばよかった。だがお前がそれに気付くのはそのときから8年後のことだ。お前は苦し紛れに叫ぶ。エム・エイ・エヌ・ケイ・オウ。振り返る。行われるはずの再じゃんけんが行われないということは、そうだ、ワンスアゲインということだ。嗚呼。嗚呼。嗚呼。お前がこの電器屋で最初に買ったものは何であったのか? 誇り高き女性が何とかいう煽り文。蠢く触手。誇り高き女性は最後まで誇り高く生きていけば良いんじゃないの。そういう考えマイノリティなのかしらん。そんなことを考えつつ買った。ん、だけどさあ、あのとき何でだか分かんねえんだけどレジの店員が女性だった。そんなんありえなくないですか。なんでエロアイテムコーナーで女性がレジ打ってんのか理解できなくないですか。いや分かりますよ、人手がどうのという話ね。でもさあ、僕みたいなシャイボーイってそんなん耐えられないのですよ。こういう店で女性がやっていい仕事は階段に貼られているエロゲーのポスターを貼り替えるぐらいまでであって、レジとかダメ絶対なのよ。その理論でいうと従業員の少ない小さい同人ショップとか崩壊するじゃないだとか、エロアイテムを女の店員に見せつつ買うのが最高なんだろうがみたいな意見もあろう。が、そこはそれ、俺は元々そういうデンジャラスなスポットは覗かないので、小さい店の店長は下心を込めて女性雇えばいいし、変態の諸兄は女性店員にエロアイテム渡しながらテント張ればよろしい。お互いハッピー。でもだな、この大きい店には店員が沢山いるのに、なんでこんなんなっちゃってんのかって話だよ。何で女性が待ち受けるレジにだな、衆人環視の中アクメ顔を晒すだとか書いてあるゲームを持って行かねばならんの。なに、じゃあそんなレジに並ぶなよと言いたいの。言いたいのか。いや、言い訳ですけども、存外気付かないものですよ……。店内のポスターとかノボリとか見つつ、ぼけーっと前のひとの会計待ってたところ、次のお客様どうぞーみたいに言われたら今更レジから去れないじゃん。挙動不審な動作とったら警察飛んできてかばんの中確認される世の中じゃん。やめてー。道中で職質しないでー。いやーみんなこっちみてるーわたしみられちゃってるー。だめーみないでーこんなわたしをみないでー。で、偽名だろ。ポイントカードお持ちですかお作りになられますかで大した意味なく偽名だろ。ちょうど客が切れて暇なのか記入方法も分からんような馬鹿に見えたのか親切心か嫌がらせか知らんけど女性店員が記入を見守っているのに羞恥を覚えて名前は偽名の住所はテキトーだろ。内容覚えとけよ。ホントお前馬鹿じゃねえの? ああ、ああそうだよ! 俺は馬鹿だよ! それで誕生日も適当に記入したのかな? どうなの? 誕生日なんて中途半端なものまで嘘なの過去の俺。ああ、店員のコイツ自分の誕生日間違えるなんておかしいよね拾った他人のカード使ってるんじゃねえのか面倒だなあという表情! 刺さる視線! 盗っ人! 盗っ人? ばかな。これは俺の、俺のポイントカードなんだ! 助けてください過去の俺! 思い出してください今の俺! そこで店員が繰返す。「ええとお客様、10月の……?」。店員からのシルクタッチクロス! 10月なのだ。俺が書き込んだ誕生日はきっと10月だったのだよ。そこで俺はポコリと気付く。プールされているポイントはパッケージが素晴らしい出来だったDVDを涙の数だけ強くなれると売り払ったときに今ならポイントにすると少しオトクですよおと言われて発生したのだ。あのときを思い出せ。あのとき見た画面。右に置かれたあの画面。画面に映った俺のデータ。俺はそのとき身分証明を出しただろう。自動車免許を所持していない俺はあのとき何を考えたのか? 名前が違う証明が通るのはどういうことなのか? 新たに何らかの数字を打ち込むために開かれたそれ。打ち込まれた番号? 本当に問題はそこだと思っているのか? 目に入った数字列。何を考えた? 今日は世界自殺防止の日である9月10日。じゃあここに映る10月9日は何の日なんだろかと、うすらぼんやり考えた。あれか。あれだ。あれこそが俺の。あれこそが俺の誕生日だったんだ。俺はやはり誕生日まで無意味にずらした馬鹿で、しかもそれを覚えていない馬鹿で、だけどそれでも本来のそれに限りなく近い日付を記入するくらいのことはしたのだ。10月9日が俺の誕生日。俺は光に賭けて店員に言う。「あ、ここのか、ですね」と俺は言う。店員がホッとしたのを見て俺もホッとして受け取ったエロアイテムをかばんに放り込んだ瞬間に孤独な戦いは終わり俺はカードを作りなおすことを決意する。今回のことで、少し変われたのかな、ワタシ。ハッピーハーピィバースデー!
[ 2009/03/25 05:39 ] 日記 | CM(0)
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