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駅、電車。

・やまなし

「中央線にアニメ声の女車掌さんいますよね」
「こないだ 10番、第3場内停止! って言ってたな」
「アンビリカルケーブル切断! 内部電源に切り替わります!」
「はやくお乗りなさい」
「やっぱり、一人で寝るのが寂しいんですか?」
「いい加減目覚めなさい」


(短文サイトを目指してみましたが……! 公開躊躇レヴェル……! かなりひどい……!)


・おちなし

ドアが開いて制服女子2人組が電車に乗り込んできた。
僕は目を伏せていたので、下半身がまず目に入る。いや、イヤらしい意味じゃなくて。ソックスが白いことから、なんとなく中学生かなと考えた。でも、お嬢様学校とかは、高校でもソックス指定なんだろうか。まぁそんなことは僕の人生には全然関係ないことだけど。僕は紺派だし。ゆるゆると視線を上げていくと、絡み合った手が目に入った。ん。なんかおかしくないか。なんでこの子らは手を繋いでいるのかな?これは、アレかな?大きいお兄さんたちの大好物、レズっ娘中学生ってやつかしらん?顔を近付け親しげに話す2人。ショートカットのスポーティーな娘と、エロそうなタレ目娘。総武線千葉方面行きの車内は、まるで2人だけの世界のようであった。事実、乗車率はそれなりに高かったわりに、彼女と他の乗客の間には少しの空間が広がっていた。そこは彼女たちのフィールド。フィールド全開。ちなみに僕の領域は、彼女らを避けるべく場所を詰めてきた男子高校生と、若いサラリーマンにこじ開けられていた。なおも顔を寄せ、見せ付けてやろうぜ、と言わんばかりに楽しげに笑いあう2人。絡み合う指。密着する両足。かきあげられる髪。これはもう性的接触以外の何者でもない。目を閉じ逃避する僕たち。ああ、なぜ神はその属性を、その嗜好を美少女に与えなかったのか。神は死んだのだろうか。


・いみなし

秋葉原駅に降りると、黒っぽいヒラヒラした物体が一瞬視界に入った。
黒アゲハか、チョウトンボか。いや違う。ヒラヒラフリフリの黒いスカートをはいた若い娘だ。そして進行方向には階段。これは素敵な展開だ。無味乾燥な1日を過ごす僕に神が与えた一滴の甘露だ。まさか君、そんなヒラっちい服着てよう、かばんでスカートを抑えるなんてみみっちぃ行動はしねぇよなぁぁぁあ。勝手に見せてんだからこっちは悪くねぇよなぁぁぁぁあ。はやる気持ちと股間を抑えつつ歩調を緩める。7段、いや10段くらい差を付ければいいだろう。オーケー。今だ。階段の下へ行くと、ぬっと隣から長身の男性が出てきた。外国の方だ。うぉっと驚いて彼の顔を見ると目が合った。ジョン(仮名)はチラリと階段を見上げて、その顔に共犯者めいた笑みを浮かべる。そうか。君もか。パンチラとupskirt、言語の違いはあろうと、街中で遭遇する一瞬の至福、この気持ちが分かる奴は最高だ。家に帰ったらブチ抜こうぜ。僕達の視線はヒラヒラのスカートの中に移った。けれどヒラヒラスカートの中にはさらにヒラヒラしたものがあって、肝心なものは見えなかった。ファック!何だよこの展開!意味が分からねぇよ!スパッツとかならまだいいよ!なんだよそのヒラヒラは!だからそんな短くても平気なんですか!セーフティーシャッターですか!かばんで抑えなくとも絶対に見られない自信があるってわけですか!だけど本当のところはパンツが見えようと見えまいとそんなことはどうでもいいんですよ!僕は今、最高の心のふれ合いを体感できたのだから。いや、そりゃ見えたほうが嬉しかったけどさ。正直絶対領域だけで結構、満足、みたいな。ジョンの方をチラリと見た。イエー。ジョンがそう言った気がした。だから僕も心の中で言った。イエー。ジョンが口を開いた。デンキガイグチドコデスカ?僕は答えた。この階段を登って……。アリガトゴザイマス。ジョンはそう言いながら、あの共犯者めいた笑顔を見せてくれた。だから僕は親指を立てた右手を突き出した。片目を瞑って。イエー。

[ 2007/06/29 23:26 ] 日記 | CM(0)
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