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6/3 

「おい麻紀、水菜が煮えすぎてるぞ、早く取りなさい」
「もー、うるさいなぁお父さんは」
「だってお前、煮えすぎるとグズグズになっておいしくないんだから」
「うるさいー」
「うるさいのはお前だ、麻紀……もぐもぐ」
「あー、お兄ちゃんさっきからお肉ばっかり食べてるーっ!」
「早い者勝ちだよ」
「ふんだ、あたしオトーフ食べようっと」
「あぁ麻紀、それは絹ごしだから、気を付けないと……」
「あーっ、あっ、あーっ!くずれたーっ!」
「ははは、本当に麻紀はぶきっちょだよな」
「べー、別にお兄ちゃんにメーワクかけてないしー」
「そんなんじゃ彼氏の……タケル君だっけ?フラれちゃうぞ」
「なにっ?麻紀、そんな人がいるのか?」
「もーお兄ちゃん!タケル君とは何ともないって言ったじゃん!」
「そうだっけ? ははは」
「いつもそーなんだから!」
「ははは」
「もー、ふふっ」
「あはははは」
「うふふ」


疲れてなどいません。
インスタント証明写真をイヤホンを付けたまま撮ってしまったとか、同じエロまんががいくつもローカル保存されているとか、まんがを買おうとしたら、お金が足りないことにレジで気付いたとか、そういったちょっとしたこと、ふとした失敗を「疲れている」とかいう理由で片付けてしまうのは簡単ですけれど、だけど実際のとこ、そんなことを言えるほど自分は頑張ってはいないのです。
身体を動かすのは駅と家の間を、自転車でちんたら走ることだけですし、頭も使わないし、疲れるほど人との接点もありません。
だから、再アップ動画!明日の夜までです!を慌ててダウンロードしたら、やはりこれも既に観たことがあったとか、そんなことがあったとしても疲れてるからしかたないじゃんとか言い訳はしません。
だけど時々は、疲れてるんだよな、と言いたいときだってあります。

いつの間にか、朝勃ちがなくなりました。


終わった。僕の人生は終わった。
これでは朝、僕を迎えにきた幼馴染とイベントが発生しない。
横目でちらちら見ながらどきどき、僕が目を覚ますまで横で待っていてくれる彼女、そんな朝を迎えることは、できないのだと、その絶望的な現実を突きつけられたとき、僕はどうすることもできなかった。

さる高名なお医者さんの著書に、健康的な男性は75歳まで朝勃ちするのが当たり前だとあった。
僕はそれを読んだ後、その先生をテレビで拝見するたびに、この人は未だに朝ちんちん勃つねや、と畏怖に近い想いを抱いていた。

それに比べて僕はなんなのだ。75の1/3に満たない年齢なのに、もう朝勃ちがなくなった。
出しすぎが問題ではなかった。解決はしなかった。
どうして、どうしてこんな目に遭わなければいけないんだ。
時間の流れは些細な夢を1つずつ捻り潰していくのは分かっていたつもりだった。
だけど、だけどこんなのって、ないよ……。早すぎるよ……。


夢を見た。女の人がいた。

彼女は綺麗な黒髪で、髪にはこれでもかというくらいシャギーが入っていた。
半分髪に隠れた目と眉はややキツそうな感じにつり気味で、不機嫌そうに少し突き出した薄いピンクのくちびるが、とても愛らしかった。
彼女は僕に向かって、ちょろっと舌を出して、そしてぽんと肩を叩いた。
そして顔とは全く印象の違う、とろけそうなくらい優しそうな声でこう言った。

「 この、ED野郎 」 

彼女は、僕の理想の人だと思います。
[ 2007/06/03 23:10 ] 日記 | CM(0)
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